日々雑感

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植草一秀さんが収監されました。おかしな判決

刑事事件弁護団声明                          

                                        

2009年8月3日

 

1 最高裁第三小法廷は,植草一秀氏に対する東京都迷惑防止条例違反被告事件に ついて,平成21年6月25日上告を棄却し,植草氏が異議を申立てましたが, 同年7月6日異議申立は棄却され,懲役4ヶ月,未決勾留日数60日参入の実刑 判決が確定しました。                            

本日,植草氏は,午後1時30分に,東京高等検察庁に呼び出しを受け,収監されました。

2 植草氏は逮捕されて以来,現在に至るまで,一貫して自分は犯人ではないと無罪を訴え続けてきました。

  痴漢事件では,誤った被害者の供述によって,無実の者が逮捕され犯人に仕立て上げられる危険性が高いことは周知のとおりです。

  本年4月14日の防衛医大教授逆転無罪判決では,同じ最高裁第三小法廷が「本件のような満員電車内の痴漢事件においては,被害事実や犯人の特定について物的証拠等の客観的証拠が得られにくく,被害者の供述が唯一の証拠である場 合も多い上,被害者の思い込みその他により被害申告がされて犯人と特定された 場合,その者が有効な防御を行うことが容易ではないという特質が認められることから,これらの点を考慮した上で特に慎重な判断をすることが求められる。」との判例を出したばかりです。

植草一秀の『知られざる真実』より)

裁判員制度の初の法廷が開かれた。

裁判制度も、裁判所の機能も時代遅れになりつつある、

制度疲労が起きている組織の一つなのでしょう。

マスコミは、植草一秀さんの冤罪をどうして取り上げない。

ブログのランキングが、支持者の怒りでトップになった。

選挙期間の間中、発言が封じられた。偶然か?

支持者の中では、獄中の生命の危険を危惧する発言がある。

政権交代後に、マスコミ復帰、正論で混迷を深める日本の指針になって戴きたい。