中国外交と、アメリカとの距離感覚
小沢さんが、中国訪問をしたあたりから、マスコミが騒ぎ出した、
沖縄の米軍基地の移転の問題がすっきりしない事、アメリカの強圧的な、軍部の意向が従来の自民党のように通らない事へのいらだちも
あって、アメリカの対日工作がやたらと活発になっているような感じです。
TV、新聞のマスコミがいっせいに民主党の攻撃に転じています。
先ず、鳩山総理の個人献金処理についてですが、
鳩山家の政治資金規正法違反については、そもそものその法律ができた経緯からその趣旨をしっかり考えなければならない。
政治家が4代も続いて、財をなしているように見えるが、
鳩山家の財力というより、石橋家の財力によるもので、
残念ながら、庶民感覚のレベルで今回の問題を論じている、
コメンテーターや、旧政権の御用学者の論調は的が外れている。
政治家をすると家屋敷がなくなってしまうと言われる程、政治の為に私財を使っていくのが本来の姿で、政治家をしながら財をなすのは私服を肥やすような、政治を私物化してしまうものが多く、合法的には政治献金によるところであるが、企業などの政治献金は、当然の見返りを期待するケースがあり、贈収賄を防ぐ為のものであって、今回のように、個人が政治に私財を提供しているようなものは、本来の規制法の趣旨ではない、他の政治家では考えられない程の私財がある為に、相続税逃れか、贈与税逃れのように言われているが、鳩山家にはそのような、小市民的な思いはなかった。
事務処理・経理処理が適正に行えなかったのは、公設秘書の責任以外の何者でもない。二階のケースとは比較できないでしょう。
中国外交は、日本が自主外交を行ううえで、アメリカを牽制する為にも、外交手腕が要求されるところでしょう。
普天間基地の移転問題でもめている時期でもあって、微妙にいいタイミングであったと言えるでしょう。
宮内庁長官の発言があったが、旧政権よりの立場からの発言であって、もっともらしいことを言っているが、この人こそ天皇を政治的に利用してしまった。
中国はけっして信頼をおける国ではないが、アメリカも信頼にたる
国ではない。世界中で戦争を起こし、多くの死者を世界平和の為と称して大量殺戮を繰り返している事においては中国も、アメリカも同様であるからです。
日本は幸いにして戦後、戦争によって人を傷つける事をしていない
それが、アメリカの軍事力、核の傘の下でもたらされた平和であるなら、虚構の平和というしかない。
自主外交は、自主防衛によらないともたらされない事を考えなければならないでしょう。
思慮の浅い論理の展開をする、マスコミに騙されないように、
日本国民として、日本の将来における姿をしっかり見つめて、
政治家が何を考えて動いているか、じっくり正確に見ておかなくてはならない。
ぶれない政治家は、将来をしっかり見据えて発言している。
ますます、TVや新聞は遠ざけたくなる。
マスコミの堕落はもうどうしようもない。