日本の人口問題は、景気対策より優先?
景気対策の為のばらまきがまた始まっているが、
まってましたとばかり、緊縮予算が急に拡大している。
将来のビジョンに添った予算枠の確保、拡大であればいいが、
どうも、いつもの場当たりてきな、無節操なばらまきでしかない
ような気がする。
今後を見据えて、日本のあるべき方向性を示し、
その為の予算執行を早める、拡大するという説明をもっと
積極的に行うべきである。
自民党の戦後政治の総括の中で、今後の日本は
どうあれば、日本の住民(国民はいなくて、住民がいるという
説明があった)が成長の見込めない時代を幸せに生きていけるか
政治学の分野でも経済学の分野でもなく、哲学の分野かもしれない
あるいは宗教の分野かもしれない。
限りない成長をおおかできない、縮小の時代を生きていく、
日本の住民の心構えを誰が、正確に説いてくれるのか?
http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/Pyramid_a.html
人口ピラミッドには、人口が半減する日本の将来が描かれている。
国内消費マーケットはどんどん縮小していくでしょう。
製造業者や、サービス産業も拡大再生産を求めれば、
将来の事業マーケットは国内には存在しません。
損害保険、生命保険の保険会社も、今回の経済危機以後、
日本国内での拡大は終わり、海外への進出それも
拡大している、中国、東南アジア、インドへの進出以外
伸びる要素はありません。
外資の一部が日本撤退を前提に事業の見直しが報道されるのも
人口ピラミッドを見ると、日本マーケットの魅力が
限りなくゼロになりつつある事が分かります。
パイが縮小する中で、数社に統合されるのも必然。
数社しか生き残れない。
新しい哲学のもと、日本の住民が心豊かに暮らせるには、
葬式仏教でない、本来の仏教の役割と責任がおおきくなってきている
事も実感します。
人口ピラミッドのシュミレーションを見ながら、
日本の将来を真剣に考えてみましょう。
それにしてもアクセス数が少なくないですか?
国立社会保障・人口問題研究所