コンピューターに長く係わって来て
OAやITからICTへと言葉表現は変わって来ていて、
確かに、それぞれの時代にコンピューターが担った役割は大きく
違っている。
年金問題で、コンピューター処理に移行する時に、厚生労働省の前身である組織の時に、コンピューターの入力作業の稚拙さが、今の年金問題の大きな原因です。プロが係わったとは到底思えない処理が行われていて、システム管理者の責任が問われてもおかしくないようなミスの連続です。
コンピューターに接する事で発生するストレスから、
コンピューターは人類を幸せにするのだろうかと真剣に、論議されたこともありました。
個人が趣味で使うコンピューターは別にして、
ビジネス面でのコンピューター利用は、生産業、流通業、
サービス業の各分野において、それぞれ違った使われ方をしていますが、Webネットワークにそれぞれのシステムがのっているかどうかで、ステージの違いが出てきます。
IBMがパソコンから撤退して、中国のレノボにパソコン事業を売却した時期から、パソコンの時代は終わったと言われ、
IBMもハードの売上依存からシステムソリューションのコンサル売上のウエイトが大きくその後の業績回復に貢献しています。
ハード構成を元に、ソリューションを付加した、ビジネスモデルが
コンピュータービジネスの今後の方向性でしょう。
中小企業の状況は、その導入レベルにおいて、大きな格差がありますし、導入メリットの大小から言うと、プライオリティの選択も
企業の数だけあると言ってもいいほど、オーダーメイド的な要素を持っています。コンピューター活用は、非常に面白い時代になっています。