日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

BIOSの設定画面に移行しないトラブル

社内ネットワーク上で1台のパソコンがトラブりました、

IBMのA30Pという型番ですが、当時は高機能で、

安定性のある機械です。時々発生していたブルー画面から強制終了して、BIOSの設定をチェックして再起動した後からです。

USBの認識を全くしません、原因はBIOSの設定ミスだと直ぐに

分かるのですが、通常の方法で再起動するもBIOS設定画面に移行してくれません。

ネットで調べると、どうもCMOSの初期化が必要なようで、

ジャンパーピンを差し替えて、初期化を試みるがダメ。

Lenovoのサービス部門へメールで質問する、

メーカーへの質問は久しくしていないが、保証期間を過ぎたパソコンの対応はどうか、興味半分でメールを送る。

24時間以内の返信とうたってあったが、数時間後には回答コメントが返信されて来た。さすがIBMの流れを受けたLenovo、販売後の

サービス対応に感心する。

メイン電源を落として数時間後に再度チェックをとの指示があり

どうも、CMOSの周りが怪しいと確信して、バックアップバッテリーを外して、時間をおいて再起動。

成功!F1キーを押した後に、BIOS設定画面に切り替わりました。

今回の教訓、深夜に重要なシステム作業を行わない事、特にハード周りには変更を行わないこと。

IBM、現在はLenovoが引き継いでいるが、BIOSに始まりハードソフトのバージョンアップファイルが販売終了後も継続してアップしてある、このメンテナンスに対する姿勢は立派です。

それにしても、BIOS起動に係わる事で、パソコン本体を完全に

リセットする必要を初めて経験しました。

通常のリセットでウィンドウズのトラブルは殆ど解決します、

HDの初期化もよほどの事がない限り、しないで来ただけに、

勉強になりました。

「リセット」「初期化」という言葉と、機能が当たり前のように

コンピューターの世界では使われます、またその大切さを充分に理解していたつもりですが、最後のリセットは完全にコンピューターから電源を落としてしまう事で完了する。当たり前の事ですが、最後のリセットを経験しました。

日本の政局が混沌としながら、戦後政治のリセットが行われそうですが、人間社会は、コンピューターのようなわけにはいきませんね。

政治が変わる前に、賢明な国民は自らの生活を防衛し、楽しむ方向に舵を切っています。対応できないのは、政治だけだったりして。