日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

官僚の政治的発言は、即刻罷免につながる

イギリスの議会制民主主義をお手本とした時、

現在の日本の2大政党制を指向した、小選挙区制では

政権交代を前提にした選挙制度であって、

小泉内閣時に、郵政選挙として自民党が大勝した時も、

実質得票数はそれ程大きな差がなかった。

今回の民主党の圧勝は、4年前の選挙の揺り戻しが起きたように

分析されている。

ごまかしの多かった、自民党政治から、開かれた政治に流れが

動き始めた。まさに戦後政治の終焉であり、新しい日本の始まりと

表現しても過言ではないでしょう。

小泉改革は、今更言うまでもなく、真の改革は行われていない、

官僚のシステムを壊してしまう程の革新的な取り組みは行われていなかったのです。

イギリスでは、官僚が政治的発言をすれば即刻罷免になるように、

官僚は行政実務を行う公僕でしかないのです。

日本の官僚制度の問題は、官僚が優秀である事に依存して、無能な政治家がさも政治を行っているかのような、見せかけの政治が行われた時代が長すぎたようですね。

やはり、素人政治家をいかにも政治家然と認識してきた、国民、

マスコミに問題があったのでしょう。

「官僚の、政治的発言は一切許さない」この事が、キーワード。