Webビジネスでの若い人達のモラル
今日の動きの中で、お客様からWeb制作に関して、2件のクレーム
とも言うべき問題をお聞きする。
コンピューターとか、インターネットと言うと、従来の規制が
多い他の産業から見ると、自由に実力が発揮できる、羨ましい
業種だと思います。
私も、ファイナンシャルプランナーの資格で活動する時、
それそれの分野の金融分野で、規制や縛りが多く、ものすごく
窮屈な思いをしていました。
金融分野が、熟成した大人の分野だとすると、ITとくにWebマーケットは、スタンドアーロンでプログラムが稼働していたコンピューターから、インターネットというグローバルな規格の中で
いろいろな機関、組織との係わり契約の元で、構築されるサイトで
ある事が思わぬトラブルを内在してしまっている。
そんな話を今日お聞きした。
既に、ドメインを取得されて、Webサービスの一つ、ホームページをアップされたケース。
従来、ドメインは自社の看板であり、自社が取得し自社で管理するものであった。管理ができないと、管理をプロバイダーに委託はしているが、あくまでも登録者は、ドメインを使っていく会社組織でなくてはならない。
ドメイン登録者が、該当会社であれば、他のサーバーや業者に
ホームページを移行する時に、何ら問題が発生しない。
管理者が変わるだけだけですから。
そもそも、屋号ともいうべき、社名・店名に一番近いドメインを
該当会社が所有していないと、サーバー管理、ホームページ管理会社が無くなった時に、迷惑をかける事になってしまう。
若い会社で、インターネットをビジネスフィールドとする時、
実業であるそれぞれの産業で永い歴史を刻み、業績を維持している
企業・店舗のドメインは信用であり、歴史となる。
若さだけで済まない。
ビジネスの基本ができていない現状を聞いて残念な気持になって
しまう。
お名前.comで、ドメイン取得が10円や1円でできてしまいます。
ビジネスで使えるレベルのレンタルサーバーの使用料金が
500円/月であったりする。
従来のビジネスの感覚で考えると、価格破壊ともいうべき
状態です、しかしこれが現実で、この安価なサービスを
ベースとして、あらたにビジネスの形態を変えて行く事が
若さです。
誰が登録して、誰が管理者になっているか、
今一度、確認される事をお勧めします。
お名前.comで検索できない時には、IPサーチで検索すると
確認できます。ある日突然にドメインが使えなくなった、
他の会社が、登録、更新作業を行ってしまったという事が
今後、多発しそうな予感がします。