日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

先日、親戚のおばさんが入院しました

朝起きて、ご近所の方といつもの会話をしていると、

どうも様子がおかしい、病院に行ったらというアドバイスを

受けながら、一旦自宅に帰って横になる。

「夕方、こちらに寄ることはないか」と電話が入る。

少し、話のテンポが遅く口ごもる感じがある。

事情を聞いて、救急車を呼んだ方がいいのではと

応えるが、微妙な感じである。

病院に電話をして診察の予約をするように、従兄弟に

連絡してもらうようにする。

取り敢えず、午後6時頃には行くと返事をして。

30分後によってみると、救急車を呼ぶべきがどうか

判断に迷う、確かに軽い脳梗塞を発症しているような感じが

する。今から救急車を呼ぶよりも車で行く方が早いと判断して

病院に急行する。

私の、父親が何度も倒れた経験から、脳梗塞の症状がでた時は

救急車で病院に搬送してもらう事が大事で、

一刻を争う場合には僅かの時間の遅れが本当に命取りになる

救急車を安易にタクシー代わりに使用しては、

いざという場合に、救急車が間に合わない事もある。

今、まだ入院中で、4月に入って直ぐくらいに退院予定です

幸い、後遺症らしきものは残らないようなので一安心です。

今回の事で、医療現場の変化で気付いた事がある。

病院の緊急体制がエリア内のネットワーク体制の元、

受け入れ先の専門性が高められて、どこが受け入れるか

専門医の分担化が進んでいる。

総合的に人材を配置して、対応できるといった、総合病院でも

人材が不足して来ている事。

専門医がこの度不在であった、そのため病院を3院受診する事になる。

カルテの電子化に伴って、触診と患者を観察するといった基本的な

医療行為がおろそかになっていた。

パソコンの画面に向ながら、キーボードを叩いていくと、症状から

メニュー選択しながら、病状が記録されて行く。

理系の医学者が、パソコンの操作に仕事のウエイトがおかれなければいいがと、ふとお宅っぽくキーボードを叩く医者を見て

不安を覚えた。気持ちよくキーボード操作をしているのが

理解できたので。

専門外の治療に対する、知識の浅さも今回かいま見れたので、

現状の緊急医療体制がどのように変化しているのか、

知っておく必要性を感じた。

医師不足は、かなり進んでいるようです。