日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

事業仕分けの意義

枝野さんは記者会見で「行政依存の政治が

続いてきた中で、責任者がプレゼン能力を持っていなかったことが明らかになった。これが今回の意義。

官僚のみなさんに一種のカルチャーショックを与えたかもしれませんが、私はそれ自体が事業仕分け

意義だと思います」と説明した。

本来は、ゼロサムで一から予算を見直す作業をすると、もっと

予算獲得は厳しくなったでしょうが、自民党政権が中途半端に

続いたことで、経済対策と称してばらまきをした後なので、

よけいに感覚の落差があったようですね。

プレゼン能力と、ディベート力、以前から言われてきたことで、

民間企業では当たり前の事が、官僚組織では対応していなかった。

ネットで同時中継された事で、マスコミのフィルターを通さず、

ダイレクトに状況が伝わった事も、大きな成果ですね。

時間のあった方は、ネットで小さな画像、決して画質はよくないが

ダイレクトな情報の発信に耳を傾けた。

TVや新聞等のメディアの解説を聞くことなく、

自分で考え事がもっと一般化するとが重要です。

元プロレスの解説アナウンサーが、自分の抑揚を織り交ぜて、

ニュース報道をするキャスター等のニュース解説など、

させるべきでない。

「私は、この番組が大嫌いだ」と言っていた人がいたが、

私も同感です。

ニュースは、解説を読む物、聞く物といった常識も、

基本に戻って、直接情報に接する事ができる場合は、

自分の考え、感想を整理してから、第三者の情報に

接する習慣と意識を持ちたい。

国依存、マスコミ依存からの脱却かな。