日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

飲食店のサポート雑感

飲食店のウエブサポートを行っていますが、当初の期待通りに効果の出ているところと、

今一歩のお店があります。

飲食店のウエブサポートの内容を少しご説明いたします。

従来、地元の個人商店のカテゴリーに分類される、小さな飲食店は

経理の勘定科目に宣伝広告費の計上金額は、NTTの電話帳広告等に

限定されていました、宣伝広告費を使って集客するという発想は

殆どないといっていいでしょう。

新規オープンであったり、季節、行事に添って売り出される商品を扱う

お店が、折り込みチラシ等で宣伝費用を使っている場合はありました。

リーマンショック以後、急激な消費の落ち込みが、地方の飲食店をも

直撃して、今までにない数字の落ち込みを経験。

個人消費の落ち込みと、少子化の流れの中では確実に外食産業の

売上規模は縮小傾向にあります、

そして今年の3月の東日本大震災によって更に消費は落ち込みました。

リーマンショック以後に、この飲食業界のネット上のフルサポートを

行っているのは、飲食店さんの顧客との関係つくりが今後は、

大きくネットに依存して行く可能性があるとマーケット判断をおこない

他の分野以上にコミュニケーション依存度の高い業界との判断からです。

いかに、安価で店の負担にならない金額で行うかを考えながら

おこなっています。

今日、ネットの流れはソーシャルコミュニケーションとして

twitterツイッターfacebookフェイスブックによる人と人の繋がりが

ものすごい勢いで拡がっています。

双方向という言葉で表現される以上に、繋がりの為のメッセージ発信力が

評価され、求められている時代になってきました。

コンビニの弁当の売り上げは大きなウエイトを占めています。

ここに客が流れる事で、既存の飲食店はますます売上を落としています。

飲食店にとって、このコンビニは競争店とは思っていなかったでしょうが、

緻密なマーケティングによって、大きく売上を持って行かれています。

しかし、食の文化、食の安全という視点から見た時、ここに問題を感じます。

飲食産業をマスビジネスとして捉えた、居酒屋チェーン、コンビニ、スーパー

それぞれのメリットがありますが、賞味期限のある、新鮮な食材で食べ物を提供して

いく事の無理があり、いろいろな添加物、保存料が使われた食品を多くの人は口にしています。

野菜や魚などの生鮮食料品は、生産者から消費者までの距離、時間が短いに超した事は

ありません、食品は傷みやすく、また鮮度がいいことによる味の違いがあります。

健全な食習慣、食文化を広く、こまめに情報発信する事が、

今、小規模な飲食店に求められている事で、自らそれを行えるお店が

今後も、お客様に愛され続け、残っていくと思います。

飲食店のジャンルによっても、違いが出ています。

その為の、ネットデビューの切っ掛けをつくってさし上げたり、思いをネットに

載せていく、バックアップを行っています。

スポットでクーポン等を発行する事は目先のマーケティング的には効果がありますが、

業界用語で「渡り鳥」と言われるようにそれだけを求める客層を拾ってしまいます。

東日本大震災という不幸な出来事を、いい方向に向く為の転機と捉えて、

地に足の着いた、マーケティング努力を行って戴きたいと思います。

トータルフルサポートという表現は多げさなようですが、

個々のお店にとって何が必要で、何をすべきか、それに応じたサービスを提供して

います。お店がすべき事を一緒になって行っていますので、

お店の料理、商品の味は維持あるいはより美味しくは当然で、

その思いを拡散していくサポートをより効果的なツールを使っていくだけです。

そこにはお客様との信頼を築く事の継続作業が必要になります。

ネットベースで継続していく事の難しさは実社会と同様で、

ここを疎かにする事はネット以前の問題です。

Googleによって広まったFREEのビジネス環境、いかに経費をかけないで、出来るとことは

労少なくして効果を上げるか、知る事で大きな利益メリットを生むことが沢山あります。

まさに、智価革命ともいう時代に入りました。

新たな発想のフィールドへご招待いたします。