昨日も 13000歩歩きました。
従来は、マイカーで移動できる便利さが基準でした。
郊外型のショッピングセンターが
休日ともなるとマイカーで家族揃って出かける
風景が全国各地で見られます。
昔は大型店舗は、市内の中心部にあって、
デパートの周りに商店街があるという、
商業エリアが一般的でした。
「町に行く」という言葉が意味するとろこは、
バスに乗って、市内のデパートに行く
それも、「いっちょうら」と表現される、
「町行き服」がそれようにあったのです。
少しづつ豊かさの基準が変わって行きました。
便利だと言われるマイカーも、地方ほどマイカー移動が
当たり前になって、少しの距離も車で移動するという
車に依存した生活が普通になってきました。
都市部の人は、電車を利用する事で
必然的に歩くのです。
電車の乗り降り、駅構内での電車の乗り換え、
そして目的地(会社、商店、劇場等)へはそのまま
徒歩というケースは当たり前のように、
とにかく歩くこと、歩くこと。
田舎の人は、ちょっとそこまでという用事でも
車に乗ってしまう。1kmを超えると
車の移動距離と認識しています。
そのような習慣は、何をもたらすか。
自ら歩く生活、習慣を実践してみて、
車に乗って移動する感激より、
自分の足で歩く事の楽しみを感じるようになりました。
電車で一駅の距離は、徒歩圏内と認識すると、
殆ど歩いて移動できます。
歩いていると、日常見落としているモノも
見えてきます。
以前 名古屋と福山を週末に往復した時期があります。
半年は続いたでしょうか。
そうすると、名古屋、福山の距離感を把握して、
遠いとも感じなくなって、移動時間の予測も
正確度を増していきました。
速度感覚と移動距離は、自動車による高速移動でも、
徒歩による、移動でも距離感を掴めば
遠いと感じなくなるので不思議です。
今日も、徒歩による移動時間の質問を受けて、
「え そんなに早いですか?」と質問されました。
帰りに再度確認して、15分で移動可能でした。
普段歩いていないと、距離感、所用時間の
感覚ができません。
車は便利ですが、自らの足で歩けるまで
歩き続ける事を習慣化しておきましょう。
歩けなくなった時から、老いは始まります。