写真が上手かどうかは、見る人がみれば分かります。
(再放送は3月31日)
一番印象深かったシーン。
この番組、人の出会いの不思議さを毎回考えさせてくれます。
林家たい平さんは、地元の女子高生が
海岸に沈む夕日の撮影に来ている
地元の女子高生に声をかけ、
一緒にスマホで夕焼けを撮影します。
その時、同じ場所同じタイミングで撮っているのに
女子高生の写真の方が良かったのです。
TV画面を通してですが、はっきり分かりました。
その違いが分かる林家たい平さんと
写真が好きで、撮り続けている女子高生。
最後頃の紹介で、この女子高生は一眼レフを持っていました。写真を撮ることががスキなようです。
写真機ツールとしてのスマホや一眼レフで
誰が撮っても同じような気がするものですが、
写真の上手下手、腕前は違いがでるものです。
技術的なものよりも、その人の持つ感性が出てきます。
プロ写真家は、圧倒的に多くシャッターを切ります。
その中から自分が選択して行く、
自分の作風を持った写真家は、
一定水準の作品を提供し続けます。
たまたま撮れたという事もあるでしょうが、
作家と同様にプロは、提供し続けることを求められ、
力量を認められますね。
誰でも気軽にスマホで写真を撮ることができるように
なって、写真を撮ることのコストは圧倒的に無くなりました。スマホ画面で撮って直ぐ確認できる作業の繰り返しは
写真感性、カメラ感性を高める事に大きな貢献があり、
隠れた有能な写真家を育てています。
スマホの功罪が言われますが、
コンシュマーでなくクリエーターに近づく簡単な
方法の一つが、写真を撮ることなんですよね。
いちき串木野の夕日は素晴らしかった!