日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

時代が求める物の価値、時代が決める物の価格

景気が後退している、ニュースが相変わらず多い。

2007年から2009年にかけて世界の金融界が失った金融資産は

400兆円にものぼるといった報道もある。

今回の経済危機に際して、600兆円との声もあったので実態に近づきつつあるのか、まだまだ損失が膨らんでいくのか?

価値の創造と称して、いろいろな物や、サービスに価格が付けられて

いますが、今日のような時期には、付加価値としてプラスされた

余分?なもののが再評価されています。

その付加価値は、本当に出費を伴った時に、納得できるものなのか?

理屈抜きで、感覚的に高い、安いといった評価がなされます。

「価格以上に価値のあるもの」、「安くていいもの」

私どもも、提供するサービスの価格と、内容を精査して、

サービスのパッケージ化を行っています。

コストと、サービスによって生まれるメリット、費用対効果の

バランスが以前にもまして、シビアーであり、

かつ納得されるご提案である事が絶対です。

今一度、従来の発想を変えて、時代が求めるサービスを、

時代が決める価格で提供する事ができるかどうか?

提供するサービスの品質と価格がマーケットに受け入れられるか

どうか、価格が受け入れられれば、サービス内容を充実できる

企業内努力はまだ可能であるかどうか?

大企業が大きいゆえに、大きな赤字を出している今こそ、

中小がその機動性を生かして、小さいがゆえの価格、サービスで

競争を挑む事ができる、100年に一度のチャンスでもあるような

付加価値と称して底上げした価格が付加価値の内容をシビアに問われ始めています。