日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

一歩前へ

ネット管理をしていて、最近特に感じる事。

ネット上の情報量がもの凄い勢いで増加しています。

企業、店舗のネット利用の特性も大きく変わってきています。

ホームページを作っては見たが、効果が無かった。

早い時期に取り組まれた所ほど、そのような感想を持ち

ネットを使った集客、情報発信に意欲が失せてしまうケースを

見かけます。

逆の立場になって見るとよく分かります。

自分に必要な、関心のある情報はネット検索(Google博士に)

問いかけて、探してもらいます。

当然、関心のあるキーワードで整理されたサイトが、瞬時に

目の前に現れます。

実は、この事が一番大切なことなのです。

言い古された事ですが・・・・。

そうです、お客様はわざわざ、貴社、貴店のホームページに

直接アクセスされているのでなく、関心のあるキーワードによって

導かれて、自分の関心のあるサイトに辿り着くのです。

既にユーザーである場合を考えて見ましょう。

ネットで地域名と企業・店舗名を検索すると、

殆どの場合には、ホームページが1ページ目か2ページ目に出てきます。

ホームページを作成したばかりの場合でも、以前のように半月、1ヶ月の

ように時間を要しません。

では、ユーザーが何度もホームページに立ち寄る、興味を持ち続ける

ような頻度で更新されているか?新しい情報がアップされているかです。

どのくらいの頻度で、ホームページを見てもらいたいか?

それはどのくらいの頻度で情報をアップ、更新しているかに

かかってきます。

発信する情報が新しくなくて、ユーザーはどのような目的で

ホームページを訪れるのでしょう?

費用を掛けた、きれいなフラッシュ処理をされた動きを楽しみに

こられますか?何度かはこられますね。

でも、いつかは飽きられて、アクセスしなくなるか、

アクセス間隔が伸びますよね。

ブログ、ツイッター他に連動させる事によって、

それぞれの特性に合った情報、コンテンツをアップして、

効率のいいメッセージ発信をおこなう。

これは、実店舗に於いても新規集客、

既存のユーザーの来店率をアップする事と

同じ事なんです。

従来の媒体、チラシや、フリーペーパーによる

投資効果、宣伝効果が落ちています。

消費者が学習している、賢くなっていて、

自分の興味、感性にあう物にしか行動を起こさなく

なりつつある現象のあらわれです。

いかに、従来のお客様とネットを介したコミュニケーションを

取り続けるか、新規のお客様がどのような切っ掛けで

貴社、貴店舗にアクセスをされてくるか?

立場を変えて見ると、コミュニケーションツールとしての

ネットの利用が、ますます便利に、ますます進化している

事に気付くはずです。

見てもらうのでなく、お客様とコミュニケーションの場、

繋がりを深めるツールとして活用する事に視点を移してみると、

何をしなければならないか?その為にはどのようなサービスを

提供するか、自社、自店舗でそれが可能かどうか?

可能でない場合にはどのように対処するか?

おのずと解決方法は見えてきます。

Web制作の、技術面、アートとしての見栄え、全体の構成

それに加えて、コミュニケーションリテラシーを必要と

していて、実はこの点が継続性の中で一番重要に

なって来ていると、最近思っています。