日々雑感

思いつくまま、気のむくまま

「食べログ」を装った不正業者にご注意下さい

という内容のメールが食べログ店舗会員サポート事務局より、食べログ店舗会員の方に流れてきた。

この「食べログ」の正規販売代理店とはそもそもなんぞやです。

食べログは店舗会員に登録する事で、無料で食べログの自店舗の枠の編集、写真のアップ等が可能になります。

飲食店舗に取っては、ネットコマーシャルを流すのに、便利なシステムになっています。

しかし、無料の枠からリッチコンテンツや、目立つように別枠を設定したりすると、有料のサービスが

発生します。代理店はこの有料のサービスの取次店の役割を担うようです。

弊社では、食べログが無料で使える事、一般消費者の人達の注目度が高い事で、

この無料枠を有効に使うように勧めて来ました。

ホームページを持っているとこは、ホームページへのリンクを貼る。

ホームページの無いお店は、この無料枠をホームページの代わりとして使用する。

このメールが流れる意図を確認しようと、ググって見ると。

正規代理店でない処が、「食べログ」の代理店であるかのような、勧誘営業をしている

こと、これは理解できる。別に、正規代理店が、口コミの削除や、口コミの点数評価をアップする、

さくら行為を営業内容のポイントに置いている事を指摘する投稿が見受けられた。

この動き「食べログ」の無料から有料ビジネスへの焦りがあると思う。

ネット上では無料が当たり前、その事でPVを増やしてきた「食べログ」が

有料ビジネスに踏み込む時、一番注意し、してはならないことをしてしまっている感がある。

人々の善意と奉仕の精神で成り立ってきたサイトが、ビジネスという言葉の元、

意図的に、コマーシャル枠、まして口コミの評価までサクラが入ってくると、

いい評価をアップする事は大目に見ても、逆に他店の営業妨害をする口コミが

アップされ始める懸念が大きくなく。

これはネットモラル、商業モラルの問題です。

零細企業たる飲食店舗の生き延びる場としてのフリーサイトが、

少しづつ、汚れていくような嫌な感じを覚えます。

Googleアドワーズのように、オープン代理店としての制度は、

この「食べログ」の対局にあります。

本来、クライアントがダイレクトに広告にアクセスできるようにして

ネット広告の普及を図ろうとするものです。

弊社はこのアドワーズのオープン代理店ですが、

このGoogleの企業姿勢には好感を持っています。

飲食店舗さんの実情を考えると、ネットマーケティングをいかに費用をかけずに

行うか、またいかに自立した状態に持って行くかという事が、

これからのネットマーケティングだと思います。

食べログ」の間違った方向性に警鐘を鳴らしたい。

弊社は正規代理店ではありませんし、「食べログ」サイトの正規代理店の必要性を

感じません。店舗の自立は店舗自らが努力していくもので、

代理店制度ではそのような方向性は得られません。

ぐるなび」「ホットペッパー」を見ればよく分かると思います。

同じような後追いをする事でなくもっと違った方向性を見つけて下さい。

分からなければお教えします。